· 

「よかった探し」をすると世界は明るくなる。

 

40代の私は、かつて少女だった頃、

日曜の夜に毎週楽しみに観ていた世界名作劇場。

 

その中でも大好きだったのが、

「小公女セーラ」と「愛少女ポリアンナ物語」でした。

 

画像は全てhttps://anime.dmkt-sp.jp/animestoreよりお借りしています。

 

どちらも、苦境に立ち向かい、誠実に生きることで

大変な環境や試練を乗り越え、幸せになる姿が描かれていて。まだ幼かった私ですが いろんなことを感じたのを覚えています。

 

 

特に自分の記憶にはっきりと残っているのが、

「愛少女ポリアンナ物語」で出てくる

 

”よかった探し”というフレーズ。

ポリアンナのストーリー:

 

アメリカ西部に住んでいたポリアンナは、ある日牧師の父ジョンを亡くし、ベルディングスビルに住む叔母パレーのもとに引き取られた。ポリアンナは、ジョンから学んだ「よかったさがし」をしながら、周囲の人たちと打ち解けあっていく。しかし、ポリアンナは思いがけない事故にあってしまい、歩けない体となってしまう。そんなポリアンナをなんとか助けたいと願うみんなの努力により、とうとうボストンにいるエームス博士の手術を受けられることになった。そして手術は成功し、再び歩けるようになったポリアンナは、自らの幸せを切り開いていく。

 

 

どんな状況でも環境でも、

必ず「良いこと」はある。

 

とても苦しいことでも、そんな中でも

それでよかったことを思い浮かべてみると、

意外とあるんだなって思う。

 

もちろん渦中にいる時に常に冷静にそんな風に考えることって難しいけれど

胸のどこかに、こういう考え方もあるんだと持っておくだけでも、自分の心が救われたり、少し前向きになれたりする。

 

 

私の息子は知的障がいに該当していて、

周りと比べて成長がゆっくりだったり

できないことも沢山ありますが、

 

それでもそんな息子から学ぶこと、

そんな息子を産んだことで

「よかったこと」は確かにあって。

 

こんな状況になったことで、

障がいを持つお子さん、

そしてその親御さんの気持ちがわかるようになった。

寄り添うことが出来るようになった。

 

そんな私達のいる社会の生きにくさ、そして福祉のありがたさを知り、

支えてくださる方々への感謝の気持ちも沢山、沢山芽生えた。

 

他の子供にとってはなんでもない小さな成長であっても、私たちにとっては手を叩いて万歳したいほど嬉しいものになった。

 

よかったこと、沢山あった。

 

 

 

 

もちろん、思い通りにいかず、苦しかったり、

周りと比べて悲しくなるのなんて日常で。

 

人間だもの。そんな日の方がずっと多いです。

でも、よかったことを同時に探すことで

なるべく心を楽に、ポジティブにいたいなぁと思っています。

 

 

同じことが起こっても、

受け取り方で全く違ったものになる。

そこは天国にも地獄にもなりうる。

 

それならなるべく笑顔でワハハと笑って過ごしたい。

 

皆さんも、

「よかった探し」してみませんか?

 

 

 

さて。

私たちの運営する障がい者向けグループホーム

ひだまりぷらす矢田も残室わずかとなりました!

 

ご見学・体験入居も随時ご案内していますので、

ぜひお気軽にお問合せくださいませ。

心を込めて対応させていただきます。